P R O J E C T
S T O R Y
リフォーム
Project:マンションS様邸宅

「本当にその選択で良いのか。」
お客様のために敢えて
立ち止まり考える。

歳を重ねても快適に過ごせる
ゆとりある住まいへ全面改装

01

SUBJECT

課題

築34年のマンションのリフォームを考えていたオーナーのS様が、三井デザインテック(当時の三井不動産リフォーム)を選んだのには理由がありました。それは、三井のリフォームならではの「リフォームプランナー®制度」です。
「専任の建築士であるリフォームプランナー®によるデザインは、当社の強みです。S様は建築のお仕事をされていて、当初から明確なイメージをお持ちでした。ただ、『さらに良い住まいにするためには、どうしたら良いか』と考え、当社にお問い合わせをいただきました」
数年前、奥様に先立たれたS様は、お子様の独立をきっかけにリフォームを決めました。「ゆったりとした一人暮らし用の住まいに変えたい」「〈終の棲家〉にもなるようにバリアフリーにしたい」といった要望を受けた、営業の鈴木友博。室内の状況や構造も異なるマンションで、歳を重ねても快適に暮らせる住まいをどうつくっていくか、プロジェクトメンバーとともに検討を重ねました。

02

PROPOSAL

提案

「リフォームプランナーの榑林(由紀子)からは、水回りや収納、インテリアデザインまで、さまざまなご提案をさせていただきました。和室が一部屋あり、他のお部屋より床面が高かったことから、つまずいたりせず、広々とした空間になるように、構造から解決する策を考えました」
提案したのは、全体の床面を和室と同じ高さまで上げることで段差を解消し、床を上げた部分には電気の配線を引いて、S様の希望でもあったリビングの書斎スペースをより充実させるプランでした。床面をフラットにし、障子を全開にすることで、和室からリビングダイニングにつながる広々としたワンフロアが出現します。さらに、玄関にも工夫を凝らしたと言います。

「マンションの玄関はどうしてもスペースが限られてしまいます。玄関横の洋室の一部を利用してスペースを広げ、靴の脱ぎ履きがしやすいようにベンチを設置しました。その洋室だった部分は収納兼ウォークインクローゼットにつくり変えました」
アクセントカラーや仕上げ材など細部までこだわりを反映し、住まいのどこに立って見ても絵になる空間が完成しました。
「お客様とのお付き合いは、引き渡しをした時点で終わるのではなく、その先もずっと続いていきます。1ヵ月、1年、2年といったタイミングでご様子を伺うのですが、S様は『非常に素敵な部屋になって毎日快適です』とおっしゃってくださったので、私もほっとしました」

03

SUMMARY

まとめ

打ち合わせや提案、工事を経て、お客様の希望のお部屋を引き渡す瞬間に立ち会えることが「何年経っても一番うれしい」と語る鈴木。こだわりを形にするために、心がけていることがあるそうです。
「ご契約後に、実際お客様とやりとりを進めていくのはリフォームプランナーですが、同席する私からも『本当にその選択で良いのか』と立ち止まる機会を作らせてもらっています。口を挟んでしまう形にはなりますが、さらに他の選択肢はないのかを模索して、視野をもう一度広げていただく。そうして最終的に選択いただくプランだからこそ、ご満足いただけるのではないかと考えています。これからもお客様、プロジェクトメンバーとともに〈良い積み重ね〉を続けていきたいと思います」

PROJECT MEMBER

鈴木友博

営業

榑林由紀子

リフォームプランナー

INFO

マンションS様邸宅

名称
マンションS様邸宅
請負内容
マンション専有部の全面改装
構造
RC造/リフォーム面積 63.41m²/築年数 34年
竣工年月
2019年5月下旬 ご契約
設計期間4ヵ月、工事期間約3ヵ月を経て、
2019年12月下旬 お引渡し
2020年7月 取材訪問・撮影
※竣工の年月はご確認ください。
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