Interview

インテリアデザイン事業

ぼんやりしたイメージをカタチに。

"3週間後にモデルルームをひとつ作りたい"。付き合いのあるマンションディベロッパーの担当者から電話があった。時間がない。聞けば、予算もない。大体のことはお任せするとも言われた。それでも「完成したものが、思っていたものと違ったと言われたくなかったので、一度だけでもお会いして、お話をお聞きしたいと思いました」。それで、担当者のもとを訪れた。要望は"高級感を演出したい"、"ホテルみたいな部屋にしたい"、"安らげる空間にしたい"だった。それと「時間と予算があることだから大体のことはお任せするけど、絶対にいいものを作ってね、と言われました」。プレッシャーに、身が引き締まる。「具体的なプランを考えるのは、おもにインテリアコーディネーターなのですが、営業担当者として、お客様がおっしゃられた内容を、私なりに解釈して、プランの方向性やテーマ、全体のイメージ等をうまく伝えなくてはなりません」。

そして、コーディネーターからプランがあがってきた。あがってきたプランを煮詰め、ぎりぎりのタイミングで施工に入り、なんとか竣工。果たして、担当者の反応は・・・。"ああ、イメージしていた通り!いいモデルルームができあがった!"。嬉しかったのと同時に、ほっとした。「私がしている仕事でいちばんむずかしいのは、お客様がぼんやりと頭の中で思い描いているものを、具体的なカタチにすることですね」。言葉から受けるイメージは人それぞれ。「だから、お客様から最初に話を聞く私が、見当違いの解釈や情報を関係者に伝えると、大変なことになる」。そこが責任重大なところであり、やりがいでもある。

醍醐味は、自分の裁量が増えていくこと。

法人営業チームのアシスタントマネジャー。担当しているおもな顧客は、三井不動産グループ以外の電鉄系、商社系のマンションディベロッパー。新築分譲マンションを開発・建設している不動産会社に対して、モデルルームのインテリアの提案や、マンション入居者へインテリア商品を提案・販売する権利を獲得するための営業活動を行なっている。グループ企業以外の法人が対象であるため、どうしてもコンペティションが多くなる。「そのなかで、どれだけ自分たちの方に向いてもらうか、相手の心を動かせるかが勝負」。コンペティションを勝ち抜いたときの喜びは格別だという。

入社した当初は、地方の営業所を経験した。その後、社内の情報システムを構築する仕事をし、そして自ら希望して現職の営業になった。今の仕事をしていて思うのは「仕事は自分で作っていくものだ」ということ。「与えられた仕事はベースとしてありますが、それに加えて、自分から積極的に働きかけて、工夫していかないと仕事は楽しくならない」。そんなことは、新入社員の頃は考えもしなかった。「やはり、言われてやる仕事は面白くないですし」。仕事は、自らの裁量でできることが増えれば増えるほど醍醐味がある。最近、身をもって分かってきた。

三井デザインテックは、いわば錦鯉!?

こつこつと地道にやり抜いていくチカラ。「うちの社員はみんな、そういうチカラを持っていますね」。それから、三井不動産グループの一員として培ってきたノウハウと、"三井"の看板に甘んじることなく社員の努力で築き上げてきた信頼も大きい。三井デザインテックを何かほかのものでたとえると・・・「錦鯉ですね。見た目が美しくて、優雅な雰囲気。流行りすたりに関係のないところで、一部のファンに根強い人気が着実にある」。これからの三井デザインテックに必要な人とは・・・「これからは、リーダーシップを発揮できる人、大勢をまとめてプロジェクトを推進していける人が、もっと必要だと思います」。自分の考えをもとに積極的に仕事を推し進め、今以上に会社のカラーを打ち出していく。「そういうことに対して、"ノー"とは言わない会社ですから」。