地上9階建て、30を超えるテナントが入居している福岡市の「博多三井ビル」。それまで同ビル内には、「喫煙場所」が設けられておらず、テナント各社の喫煙者たちは、ビル裏手の駐車場付近に設置された灰皿に集まってたばこを吸っていたのです。そのため、喫煙者の中からも、「共用部分に喫煙室を設けてほしい」という要望が出ていました。
そこで、リフレッシュルームの設計依頼を受けたのが、三井デザインテックでした。ビルのオーナー様からいただいたご要望は、「ビル1階のテナントの事務所スペースを改装し、リフレッシュルームを設けてほしい」ということと、「ワーカーにとって不公平にならないように、喫煙者も非喫煙者も一緒にくつろげるスペースにしてほしい」というものでした。


設計を担当したのは当時、まだ新人だったデザイナーの横川でした。どのようにすれば、「喫煙者と非禁煙者が一緒にくつろげるスペース」を実現できるだろう…。横川は、先輩スタッフなどにアドバイスを受けるほか、外出時にはあちこちの喫煙スペースをリサーチし、アイデアを練りました。その結果、考え出されたのが与えられたL字の空間に対して喫煙室もL字型に設けることで、喫煙者と非喫煙者の接点を増やして一体感やコミュニケーションを向上させるというプランでした。
また、リフレッシュルーム全体を自然を感じる素材で統一し、森林の中にいるような“非オフィス”空間を実現しました。こうして完成した「博多三井ビルのリフレッシュルーム」は、日本たばこ産業株式会社主催の「SMOKERS’STYLE COMPETITION2009」作品例部門において、最優秀賞を受賞したのです。さらには、さらには、博多三井ビル2号館、新三井ビルの喫煙ルームまで依頼されるに至りました。




| 担当 |
営業・工事 関西支店 片山雄二 デザイン ソリューション推進部 横川順子 |
|---|---|
| 請負内容 | 博多三井ビル1階「リフレッシュルーム」設計、施工 |
| 所在地 | 博多三井ビル(福岡県福岡市博多区) |
| 施工期間 | 2008年5月~2009年1月 |
| 受賞・メディア掲載歴 | 2009年度SMOKER’S STYLE COMPETITION 最優秀賞 |







































